歯石ってなに?歯石の取り方を西葛西の歯医者が解説!|江戸川区の歯医者|西葛西クララ歯科医院

本院 03-3686-7277 江戸川区西葛西3-14-20
分院 03-6808-8768 江戸川区西葛西7丁目3−8

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歯石ってなに?歯石の取り方を西葛西の歯医者が解説!

歯の表面に形成される汚れには、いろいろな種類があります。最も有名なのは「歯垢(プラーク)」ですね。食事をしてから数時間で生じる汚れなので、すべての人のお口の中に存在していると言っても間違いではありません。

その他、バイオフィルムやステインなどの汚れもありますが、歯石に関しては十分な注意が必要です。今回は歯石について、江戸川区の西葛西クララ歯科医院がわかりやすく解説をします。

 

▼そもそも歯石とは?

 

歯石は、歯垢が石のように硬くなった汚れです。唾液に含まれるリンやカルシウムが歯垢に入り込み、「石灰化(せっかいか)」現象が起こることで歯石へと変化します。歯の周りにザラザラとした白色もしくはく黄白色の汚れが付着していたら、歯石である可能性が高いです。

 

▼歯石は歯垢よりも有害?

 

歯垢と歯石はどちらも白色をした歯面の汚れという点では共通していますが、害が大きいのは明らかに歯石です。なぜなら、歯石は歯ブラシによるブラッシングでは取り除けないくらい硬い物質だからです。

セルフケアが不十分で歯石が形成されてしまうと、歯科医院のクリーニングやスケーリングを受けなければいつまでも残り続けます。しかも、細菌の住処としては絶好の場所でもあるため、歯垢以上に虫歯・歯周病リスクが上昇するのです。

 

▼歯石の取り方は?

 

歯石は、歯科医院のクリーニングで取り除くことができます。歯のクリーニングでは、電動のブラシを使って1歯1歯ていねいに磨き上げていきますが、歯石に関してはスケーラーという特別な器具を使用します。

先端が鋭利になっている器具で、手で動かすタイプ超音波の振動を利用するタイプの2つがあります。スケーラーは、ドラッグストアなどでも販売されていますが、自己流で歯石を取るようなことは控えましょう。スケーラーを用いた歯石取りは、少しでも操作を誤ると、歯茎や歯を傷めてしまいます。そこは歯石取りの専門家である歯科衛生士にお任せください。

 

▼歯石取りは痛い?

 

クリーニングの際に行う歯石取りは、「スケーリング」と呼ばれる処置で、基本的には痛みを伴いません。もともと知覚過敏の症状がある場合は、施術中に「キーン」としみることがあるかもしれませんが、あくまで一時的な症状です。

クリーニングではなく、歯周病治療の一環として行うルートプレーニング(歯根面の歯石取り)は、出血や痛みを伴うことから、事前に必ず局所麻酔を施します。つまり、歯石取りにおいて強い痛みが生じることはほとんどないといえるのです。

 

▼まとめ

 

今回は、歯石の特徴や取り方について、江戸川区の西葛西クララ歯科医院が解説しました。

歯石は歯垢が石灰化したもので、歯ブラシによるブラッシングでは取り除けません。歯石が形成されたらすぐに歯科を受診しましょう。定期的な検診やクリーニングを受けている方であれば、次回の受診の際に取ってもらうことをおすすめします。歯石を自分で取ろうとすると歯や歯茎を傷めますので、十分にご注意ください。