前回のブログでは、虫歯になる原因と対策方法を解説しましたが、今回は「予防」に焦点を当ててご説明します。虫歯予防なら、歯磨きをしっかりしていれば十分なのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際は少し異なります。
江戸川区の西葛西クララ歯科医院がオススメする5つのことを実践すれば、虫歯予防効果は格段に向上することでしょう。
▼虫歯予防のためにすべきこと「5選」
虫歯予防を徹底したい方は、以下に挙げる5つのことを実践してみてください。
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定期検診・メンテナンスを受ける
虫歯予防をこれまで以上に徹底したい方は、まず定期検診・メンテナンスの受診から始めましょう。定期検診・メンテナンスでは、歯や歯茎に異常がないかを細かく診査します。
口腔ケアのプロフェッショナルである歯科衛生士が患者さまの歯磨きの癖や磨き残しが多い部分などを指摘させていただいた上で、最善といえるケア方法をレクチャーいたします。それを帰ってからのセルフケアで活かしていきましょう。
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正しい方法・頻度・タイミングで歯磨きをする
定期検診・メンテナンスで、正しい歯磨きの方法を学んだら、毎日の口腔ケアで実践していきましょう。具体的な歯ブラシの使い方は、担当の歯科衛生士にお聞きください。
歯磨きを行う頻度は、理想を言えば毎食後です。おやつやスイーツなどを間食した際にもしっかり歯磨きするようにしてください。さらに、朝目覚めた直後と、夜眠る直前に歯磨きすることで、プラークフリーな状態を作りやすくなります。
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セルフケアでは落とせない汚れはクリーニングで除去
セルフケアをどんなに頑張っても落とせない汚れがあります。それは歯石とバイオフィルムです。
どちらも細菌の温床となる汚れで、歯面に長くとどまり続けると虫歯リスクが大きく上昇します。3~4ヵ月に1回は歯科医院でのクリーニングで一掃するよう心がけましょう。
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シュガーコントロールを徹底する
虫歯菌は、お口の中に糖質がなければ活動することができません。とくにお菓子やスイーツに含まれている砂糖(スクロース)は、虫歯菌が直接エネルギー源にできる糖質であり、日頃からその摂取量を減らすよう努力することが大切です。
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フッ素で歯を強くする
フッ素による虫歯予防効果は、WHOも認めています。歯にフッ素を作用させることで再石灰化が促され、虫歯菌の酸によって溶かされにくい強い歯を作れます。
ですから、毎日の歯磨きはフッ素入りの歯磨き粉を使い、3~4ヵ月に1回は歯科医院でのフッ素塗布を受けるようにしてください。
▼虫歯は予防できる病気です
上述した5つのことをしっかりと実践できれば、虫歯は予防できます。もちろん、虫歯のなりやすさは人によって異なるため、そのリスクをなくすことは不可能ですが、口腔ケアを徹底することでその可能性を限りなくゼロに近付けることはできます。
▼まとめ
今回は、虫歯を予防するためにすべき5つのことを江戸川区の西葛西クララ歯科医院が解説しました。
当院は予防に力を入れている歯医者さんですので、虫歯や歯周病にかかりたくないという方は、いつでもお気軽にご連絡ください。スタッフ一同心よりお待ちしております。